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頭痛、歯痛の原因は肩こり!?肩こりからくる様々な症状とは

谷垣 麻実 谷垣 麻実
みなさんおはようございます。

EMPOWERMENT株式会社の谷垣です。

先日の台風の被害があまり出ていなくて安心しました。

今年は異常気象が続きますね。。。

10年後、20年後の日本はどうなるんでしょうか。。。

 

今回は肩こりからくる様々な症状についてお伝えします。

肩こりからはこんなにたくさんの症状が出るんです!

関連痛とは

肩こりの原因は筋肉の硬さですが、その硬さ・こりを放っておくと『トリガーポイント』と呼ばれる痛みの引き金になる筋肉のしこりになってしまいます。

トリガーポイントは離れた場所にも症状を出すといった特徴があります。

この離れた場所に症状を出すことを『関連痛』と言い、痛みや痺れといった症状を出します。

ですので、痛みや痺れ等の症状が出ていてもその場所が必ずしも原因にはならないのです。

ただ、この関連痛の詳しいメカニズムはいくつか仮説はあるものの、まだ正確には解明されていません。

歯痛の原因とは

肩こりの原因になる筋肉の一つに『僧帽筋』があります。

僧帽筋は、肩の表面に付いている大きな筋肉で、頭を支える他、肩をすくめるような姿勢でもよく使われます。

特に荷物や人を抱えることが多い方やデスクワークが多い方、受話器を肩と耳で挟むことが多い方、リュックを背負ったり荷物を肩にかける方は僧帽筋にコリを感じる方が多いです。

また、僧帽筋にトリガーポイントができると肩以外に様々な症状を出します。

下図をご覧ください。赤く印が付いている場所が僧帽筋からの関連痛の出る場所です。

側頭部や後頭部だけでなく、顎のあたりにも症状を出します。

歯の浮いた感じや歯の痛みは実は僧帽筋が関係しているのです!

 

頭痛の原因とは

頭痛には片頭痛や緊張型頭痛、群発頭痛などいくつか種類があります。

しかし、慢性頭痛の中で最も多く、7~8割を占めるのが緊張型頭痛と言って筋肉の緊張からくる頭痛なのです。

『頭半棘筋』『頭板状筋』『頚板状筋』という首の筋肉が頭痛を起こす主な原因になります。

全て頭の重みを支える働きがあるため、デスクワークだけでなく運転が多い方や下を向いて作業をする方、スマートフォンをよく見るなど同じ姿勢が続く場合にトリガーポイントができやすくなってしまします。

頭半棘筋は筋肉の付着部でもある後頭部や側頭部の痛みの原因になります。

頭板状筋と頚板状筋は目の奥の方の痛みや米かみの痛み、頭頂部の痛みの原因になります。

頭のどの部分が痛むのかにより原因筋が変わってくるので、原因筋をしっかり特定することが重要です。

めまい・耳鳴りの原因とは

めまい・耳鳴りと聞くと、自律神経や内科の疾患が原因だと思われている方が多いと思いますが、実は筋肉からもめまいや耳鳴りといった症状が出ます。

『胸鎖乳突筋』という筋肉は頚を捻るだけでなく頭の重み支える時にも働くので、デスクワークや運転中にも負担のかかりやすい筋肉です。

胸鎖乳突筋は耳の奥や目の周りに関連痛を出すため、立ちくらみやめまい、耳鳴りの原因になることがあります。

手の痺れの原因とは

肩こりが原因で手の痺れを訴える方も少なくありません。

痺れと聞くと真っ先に神経が原因と思われがちですが、痺れ等の感覚異常は実は筋肉が原因なのです。

下図をご覧ください。

『斜角筋』という筋肉は重たい物を持ち上げる動作やデスクワークで腕を前に出す姿勢、呼吸時に働きます。

斜角筋が長時間の負担の蓄積により硬くなりトリガーポイントができると、腕や指に痺れや怠さを出します。

まとめ

いかがでしたか?

肩こりも放っておくと、痛みや痺れ等の様々な症状を出します。

肩こりの原因自体は筋肉ですので、トリガーポイントを作らないためにも普段からストレッチや入浴で血流を促して、筋肉を柔らかい状態で維持できるようにしましょう!

すでに頭痛や痺れを感じている方は治療をすることで症状は改善しますので、我慢せずに治療に通って下さい。

自宅でできる予防法はこちら

 

 

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谷垣 麻実

谷垣 麻実

柔道整復師の資格を持っております。以前は、スポーツ障害や外傷を得意とする接骨院で5年間働き、その後、女子サッカーチームでトレーナーとして選手のサポートをしてきました。ヘルニアや脊柱管狭窄症、半月板の損傷は手術をするもの!肩こりや慢性腰痛は治らない!と思っていましたが、EMPOWERMENT株式会社に入社して、実際に症状が改善した方々をたくさんみてきました。一人でも多くの方が痛みやお身体の悩みから解放され、笑顔あふれる日常生活を送って頂けるよう正しい知識を発信していきます!!
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