EMPOWERMENT株式会社の奥田です。
肩が痛い、硬い、重たいと肩こりでお困りの方が年々増えています。
マッサージしたり、温めたり、ストレッチしたり、動かしてみたり…と家でケアされている方は多くいらっしゃいます。
患者様から「他にも出来ることないですか?というお声を頂く事もあるので、身近で毎日摂る食事についてお伝えしていきます。
なぜ肩こりになるの
日本人の職業病とも言われる肩こりは主にデスクワークをされる方に多く見られます。
他にも重たいものを持つことが多かったり、枕が高すぎたり低すぎるのも原因になります。
また、緊張やストレスも肩こりを引き起こします。
これらの原因により、肩の周りや肩甲骨の周りに付いている筋肉に負担がかかりすぎ、筋肉に必要な酸素や栄養素が行き届かず、〝肩こり〟という症状が出てしまいます。
筋肉が働くためにはATP(アデノシン三リン酸)というエネルギーが必要です。
そのATPを作るのにとても重要なのはビタミンです!
筋肉のエネルギーであるATPを作る必要がありますが、私たち日本人はお米やパン、麺類が主食なので、それら糖質の分解でビタミンが多く使われてしまいます。
つまり私たちはATPを作るためのビタミンが足りていないのです。
その結果、ATP不足の状態で筋肉に負担をかけてしまい辛い肩こりが慢性化してしまうのです。
肩こりにならないため、解消するためにどんな栄養素が必要なのでしょうか?
食事によって摂れる栄養素についてお伝えします。
食事で摂る栄養素
肩こりを解消するのに必要なのはビタミンです。
ビタミンと言ってもビタミンA、ビタミンB、ビタミンC、ビタミンD…といろいろあります。
その中でも特に重要なのはビタミンB群です。
ビタミンB群
ビタミンB群にはビタミンB1、B2、B6、B12、葉酸などがあります。
B群は水溶性ビタミンですので、水に溶けやすく、熱に弱いという特徴があります。
ですので、調理の段階で壊され十分に摂取出来ていないのが現状です。
B群が摂れていないとエネルギーや身体を作るための材料が作られなくなり、不調に繋がります。
どの食材にどのビタミンが含まれているのでしょうか?
ビタミンB1…豚ヒレ肉やロース、鶏のレバー、うなぎ、玄米、豆類、ナッツ類 etc
ビタミンB2…豚のレバー、うなぎ、納豆、卵、乳製品、魚 etc
ビタミンB6…マグロ、カツオ、バナナ、にんにく、豆類、ナッツ類、肉、魚 etc
ビタミンB12…牛や豚や鶏のレバー、貝類、乳製品、発酵食品 etc
葉酸…レバー、緑黄色野菜、果物etc
食事の中で多く摂取し肩こりを解消、予防していきましょう。
まとめ
肩こりの原因はATPというエネルギーと筋肉に対する過度な負担が原因です。
ビタミンを摂取することによりATPの生成が増えて症状の改善にも繋がります。
普段の食事から意識して肩こりを解消しましょう!
奥田真由
痛みや痺れで困られている方を少しでも多く助けれる様に治療で改善していく事はもちろん。それ以外になかなか思う様に通院出来ない方や家でセルフケアをしたい方にも身体のケア方法、こんな時どうしたらいいの!?の対処法などを詳しくお伝えしていきます!
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