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安静にしていても治らない!!テニス肘を早く治すための治療とは

谷垣 麻実 谷垣 麻実
みなさんおはようございます。

EMPOWERMENT株式会社の谷垣です。

 

10月に入りようやく日中も涼しくなってきましたね!

涼しくなってくると、暑い時期にこまめにとっていた水分補給の回数が減ってきます。

しかし、呼吸や排泄等で体内から水分は失われていきますので、涼しくなってきた今こそ意識して水分補給を行ってください。

 

先週からテニス肘についてお伝えしていますが、病院などに受診され「安静にしとけば治る」と言われ安静にしているものの、なかなか治らないという方もおられるのではないでしょうか。

今回はテニス肘を早く治すための治療についてお伝えいたします。

目次

  • なぜ安静では治らないのか
  • 早く治すための治療とは
  • まとめ

なぜ安静では治らないのか

テニス肘は「上腕骨外側上顆炎」という、上腕骨の外側上顆に炎症が起こった状態です。

原因としては、上腕骨外側上顆に付着している筋肉(主に指や手首を反らす筋肉)を酷使することで、付着部に負荷がかかり炎症が発生し痛みを生じてしまいます。

繰り返しの筋肉の収縮が原因であることや骨の部分での炎症ということで、多くの方は湿布や鎮痛剤と安静にすることで痛みが引くのを待っていると思いますが、それは大きな間違いです!!

もちろん安静にしていれば上腕骨の外側上顆にかかる負担は減るかもしれませんが、私たちは日常生活を送る上で指や手首を使わずにはいられません。

パソコンを打つ、スマホをさわる、荷物を持つ、字を書くなど日常生活での目に見えない負担も筋肉には蓄積しているのです。

安静にしていても、筋肉に蓄積した負担は減っていきません。

早く治すための治療とは

テニス肘を早く治すためには、筋肉に対しての治療が必要です!!

テニス肘の原因は、上腕骨外側上顆に付着する筋肉がテニスなどのスポーツによる繰り返しの筋収縮や、パソコンでのタイピング動作時の持続的な収縮により負荷がかかり炎症や痛みを生じたものです。

筋肉は周りの毛細血管から酸素や栄養素を供給されることで柔軟性のある良い状態を保っています。

しかし、スポーツ等で酷使すると疲労物質が蓄積し酸素や栄養素の供給の妨げになってしまいます。

また、パソコンのタイピング動作で手首を反らした状態が持続すること、筋収縮により周りの毛細血管が圧迫され血流が悪くなってしまいます。

その結果、筋肉に必要な酸素や栄養素が十分に供給されず、筋肉が柔軟性を無くすことで上腕骨外側上顆に負荷がかかるのです。

安静にしてもなかなか治らないというのは、安静にすることだけでは筋肉は柔軟性のある良い状態に戻ることができないからです。

筋肉を良い状態に戻すには、血流を促すことが重要です。

血流を促すことで筋肉に必要な酸素や栄養素を供給し、上腕骨外側上顆にかかる負担を減らすことがテニス肘を早く治すことにつながります!!

まとめ

テニス肘は安静にして痛みが無くなるまで待っていても、筋肉が柔軟性のある柔らかい状態に戻ってなければすぐに痛みを繰り返してしまいます。

そのため、根本からしっかりと治そうと思うと、原因となっている筋肉に対して血流を改善するといった治療を行う必要があります。

手技での治療だけでなく、鍼治療やハイボルテージ治療を組み合わせることで深部から血流を改善し、より早く痛みをとることも必要です。

もし、テニス肘が思うように治らず困っている方がおられましたら、一度当院にご相談下さい。

 

 

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谷垣 麻実

谷垣 麻実

柔道整復師の資格を持っております。以前は、スポーツ障害や外傷を得意とする接骨院で5年間働き、その後、女子サッカーチームでトレーナーとして選手のサポートをしてきました。ヘルニアや脊柱管狭窄症、半月板の損傷は手術をするもの!肩こりや慢性腰痛は治らない!と思っていましたが、EMPOWERMENT株式会社に入社して、実際に症状が改善した方々をたくさんみてきました。一人でも多くの方が痛みやお身体の悩みから解放され、笑顔あふれる日常生活を送って頂けるよう正しい知識を発信していきます!!
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