もうすぐ11月になりますね。
秋と言えば食欲の秋や読書の秋、スポーツの秋などいろいろありますが皆様はどんな秋をお過ごしでしょうか?
さて、今回はばね指を治す方法です。
ばね指は更年期の女性や手の使い過ぎ、妊娠初期の女性に多いと言われています。
どうしたら治るのかわからずお悩みの方は多いのではないでしょうか?
今回はその治す方法についてお伝えしていきたいと思います。
目次
- ばね指とは?
- 治す方法とは?
- 自宅でできることは?
- まとめ
ばね指とは?
まず、指は腱によって曲げ伸ばしすることができます。
手を握ったりするのは主に前腕の筋肉が働きますが、その力を伝えるのも腱の役割です。
そして、その通り道である指を曲げる屈筋腱が浮き上がらないようにしているのが腱鞘というものです。
ですがこの屈筋腱や腱鞘が炎症を起こすと腱をうまく動かせなくなり、また痛みを伴う事もあります。
これがいわゆる腱鞘炎になります。
それが進行すると腱の部分or腱鞘が腫れあがり指が引っかかるような状態、つまり弾発現象が起きて、ばね指と呼ばれるようになります。
ではそれを治すためには何をしたら良いのでしょうか?
治す方法とは?
主に、原因としては手の使い過ぎ(オーバーユース)によって筋肉が硬くなります。
その硬さが腱にまで伝わり、腱鞘と腱の摩擦が大きくなることにより炎症を引き起こしやすくなります。
外科的な治療法としては腱鞘を広げる手術を行いますが、体にメスを入れるのでリスクも伴います。
また、その指が治ったとしても筋肉の硬さは元には戻っていないので別の指に発症することもあります。
ばね指を繰り返さないようにするためには、根本的な原因に対する治療が必要です。
そのためにはまずトリガーポイントになっている筋肉や腱の硬さを取る必要があります。
筋肉や腱の硬さを取るのに効果的なのは、血流を良くすることです。
血流が良くなることで筋肉や腱がゆるみ、腱鞘との摩擦も軽減され炎症反応が起こらなくなります。
血流を良くするのに一番早いのは手技治療や鍼治療など専門的な機関での治療を受けることです。
自宅でできることは?
少しでも症状が軽減されるようにご自宅でできることを紹介していきます。
まず前腕の屈筋群のストレッチです。
手のひらを上に向け、もう片方の手で指を持ち自分の体のほうへ引っ張ります。
屈筋の部分が伸びている感覚を感じたところでキープしてください。
次に、骨間筋のストレッチです。
まず第一関節、第二関節まで指を曲げます。
先ほどの屈筋群と同じように指を曲げたまま、もう片方の手で指を持ち自分の体のほうへ引っ張ります。
※肘を伸ばさなくてもできます。
ストレッチはご自宅でも簡単にできますが痛みを我慢してやるものではございません。
気持ちよく伸びている程度で行ってください!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ストレッチはご自宅でもできますが、根本的に治すためには専門的な機関での治療が必要になります。
お悩みの方は一度ご相談下さい!!
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菅谷真梨奈
鍼灸師として患者様と直接関わる中で、治療院以外でも何か提供できることはないかと思い今回このセルフケアステーションに関わらせて頂きました。
私一人ではなく、平川接骨院スタッフ全員で患者様のサポートをさせて頂きます!

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