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意外と知らない!腰痛と水分補給の関係性

谷垣 麻実 谷垣 麻実
寒い季節ですが、、、皆さん水分補給はできていますか?
実は、水分は体にとってとても重要な働きをしており、腰痛との関わりも深いんです!!
今回は腰痛と水分補給の関係性についてお伝えしていきたいと思います。

 水分の働きとは?

普段何気なく摂っている水分ですが、私たち人間の体の約60%は水分と言われています。

水分には以下のような働きがあります。

・代謝を助ける

・酸素、栄養素の運搬

・不要な成分の排泄

・体温調節

 

代謝を助ける

食べ物を消化する際には消化酵素の働きで行なわれますが、消化酵素の働きには水分が必要です

酸素、栄養素の運搬

血液によって酸素や栄養素は全身に送られていますが、血液の90%は水分です

不要な成分の排泄

尿や便、汗を体外に排泄します

体温調節

水分は汗として蒸発するときは、皮膚から熱エネルギーを奪って体を冷やします。運動すると汗がたくさん出るのは運動によって体温が必要以上に上昇するのを防いでいるからです

 

腰痛と水分の関係性

腰痛の主な原因は、デスクワーク等での長時間の姿勢維持により筋肉が硬くなってしまったことです。

筋肉の周りには細かい血管がありますが、その中の血液から酸素や栄養素を取り込むことで柔らかい良い状態を保っています。

血液の90%は水分なので、水分不足になると血液の濃度が上がり(ドロドロの状態)、筋肉に必要な酸素や栄養素をスムーズに運べなくなります。

その結果、筋肉が酸欠状態・栄養不足状態になり発痛物質が産生され痛みを感じてしまうのです。

 腰痛と正しい水分補給のしかた

水分と言っても水やジュース、アルコール類等様々ですが、日常生活を送る上での水分補給は水(ミネラルウォーター)を摂取するようにしましょう。

この時期は暖房などで身体は乾燥していますが、気温は低いため、食事の時以外に水分補給をされない方大変多いです。

常温の飲み物は苦手な方もおられると思いますが、冷たい物を飲むと胃や腸がびっくりしてしまいますので、出来る限り常温の水を飲むようにして下さい。

また、いわゆるがぶ飲みは消化液(特に胃液)が薄まり消化不良を起こし、さらに水分を処理する腎臓に負担がかかるので体内に吸収しきれず、吸収されなかった水分は尿として体外に排出されてしまいます。

水分補給をする際は、喉の渇きを感じる前に小まめに数回に分けて飲むようにしましょう!

スポーツをされる方は、汗をかくことにより体からミネラル(ナトリウム、カリウム、マグネシウム、鉄等)が失われますので、スポーツドリンクを水で2倍に薄めた物を飲むようにして下さい。

コーヒーや緑茶などのカフェイン飲料やアルコール類は、利尿作用により尿として体外に排出されるため水分補給には適していませんので注意して下さい。

 

以上に述べたように、筋肉が柔らかくなるのに必要な酸素や栄養素をスムーズに運べるようにするためにも、正しい水分補給を心がけることが大事です。

特にこれからの季節は、冷房などにより体が冷えるのでついつい水分補給を控えてしまうと思いますが、長時間の姿勢維持でも筋肉を使っている状態なので意識して摂るようにしましょう!

 

まとめ

普段何気なく摂っている水分ですが、飲んでいる物や飲み方を変えるだけで体にとても良い効果をもたらします。

ぜひ今日から始めてみてはいかがでしょうか?

 

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谷垣 麻実

谷垣 麻実

柔道整復師の資格を持っております。以前は、スポーツ障害や外傷を得意とする接骨院で5年間働き、その後、女子サッカーチームでトレーナーとして選手のサポートをしてきました。ヘルニアや脊柱管狭窄症、半月板の損傷は手術をするもの!肩こりや慢性腰痛は治らない!と思っていましたが、EMPOWERMENT株式会社に入社して、実際に症状が改善した方々をたくさんみてきました。一人でも多くの方が痛みやお身体の悩みから解放され、笑顔あふれる日常生活を送って頂けるよう正しい知識を発信していきます!!
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