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腰痛で手術をしないと治らない深刻な症状とは?

谷垣 麻実 谷垣 麻実
みなさんこんにちは。EMPOWERMENT株式会社の谷垣です。

毎日暑い日が続きますね。今年は梅雨明けが早いかもしれない…と気象予報士が言っているのを耳にしました。

本格的な夏がそこまで迫っていますね!熱中症や脱水症にならない為にも、冷房をうまく使い、水分も小まめに摂るようにしましょう!

今回は、腰痛で手術をしないと治らない深刻な症状についてご紹介します。

手術をしないと治らない腰痛とは

手術をしないと治らない腰痛は『馬尾神経症状』の出ている腰痛です。

馬尾とは、腰部と仙骨部の脊髄神経根の束が馬の尻尾に似ていることから『馬尾神経』と呼ばれています。

この馬尾神経が、何らかの原因によって圧迫されて生じるのが『馬尾神経症状』です。『馬尾症候群』と呼ばれることもあります。

神経は圧迫されると『麻痺』が起こり、思うように動かすことのできない『運動麻痺』や痛い・痺れているなどの感覚が全くない『感覚麻痺』という症状が出ます。

ヘルニアや脊柱管狭窄症の多くの場合は、血流が悪くなった結果筋肉が酸素・栄養不足になりできる『トリガーポイント』と呼ばれる筋肉の硬いしこりが原因になります。

このトリガーポイントが関連痛という原因の場所とは離れた場所に痛みや痺れといった症状を出すのです。

しかし、馬尾神経が圧迫をうけると膀胱直腸障害を出し日常生活に支障をきたすため緊急を要します。

馬尾症候群の症状

膀胱直腸障害(尿閉・尿失禁などの排尿障害、便秘・便失禁などの排便障害)

・下肢、会陰部の知覚障害

・性機能障害

・下肢の運動麻痺(自分の意思で動かすことができない)

これらの症状が出た場合には馬尾神経症状の出ている腰痛が疑われます。馬尾神経症状があった場合、症状が出てから24~48時間を経過すると神経症状の回復が不良となるため緊急手術の対象となります。

速やかに病院を受診してください。

馬尾症候群の原因

・硬膜外血腫

・交通事故

・ヘルニアや脊柱管狭窄症

・細菌の感染

 

まとめ

いかがでしたか?

今回は『馬尾神経症状』についてご紹介しました。

馬尾神経症状はごく稀にみられますが、全ての腰痛(ヘルニアや脊柱管狭窄症も含め)にみられる症状ではないの安心してください。

また、ヘルニアや脊柱管狭窄症にみられる痛みや痺れといった症状も、神経の圧迫が原因ではなくトリガーポイントが原因の症状がほとんどなので治療をすることで改善しますよ!

 

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谷垣 麻実

谷垣 麻実

柔道整復師の資格を持っております。以前は、スポーツ障害や外傷を得意とする接骨院で5年間働き、その後、女子サッカーチームでトレーナーとして選手のサポートをしてきました。ヘルニアや脊柱管狭窄症、半月板の損傷は手術をするもの!肩こりや慢性腰痛は治らない!と思っていましたが、EMPOWERMENT株式会社に入社して、実際に症状が改善した方々をたくさんみてきました。一人でも多くの方が痛みやお身体の悩みから解放され、笑顔あふれる日常生活を送って頂けるよう正しい知識を発信していきます!!
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