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腰痛にお風呂は効果的?入浴方法と注意点とは?

谷垣 麻実 谷垣 麻実
こんにちは。EMPOWERMENT株式会社の谷垣です。

ついに7月になりましたね!今年も残り半年です…早いですね。

1年過ぎるのが早く感じるのは、記憶が関係してるからだそうです。

 

毎日蒸し暑いですが、皆さんはお風呂には浸かっていますか?

今回は、腰痛とお風呂の関係性についてご紹介させて頂きます。

腰痛にお風呂は効果的?

結論から言うと効果的です!!

腰痛は、日常生活での姿勢維持や同じ動作の繰り返しなど筋肉の負担の蓄積による痛みです。

筋肉は周りの毛細血管から酸素や栄養素をもらうことで良い状態を保っていますが、負担が蓄積し硬くなった筋肉が周りの毛細血管を圧迫することで更に血流が悪くなります。

こうして、酸欠・栄養不足になった筋肉は元の柔らかい状態に戻ることができず、発痛物質が産生され『トリガーポイント』と呼ばれる痛みの引き金となる筋肉のしこりができます。

このトリガーポイントを無くすためにも、血流を改善し、筋肉が柔らかくなるために必要な酸素や栄養素を取り込める状態にすることが必要です。

血流を改善する為には温めることが重要です。お風呂は身体を温める方法の一つなので、とても効果的です!

入浴の効果

・温熱効果

38~41℃のお湯は自律神経の副交感神経を優位にさせます。副交感神経が優位になると、血管が拡張するため血流が良くなります。また、10分浸かることで体温が1℃高くなると言われています。

・浮力効果

プールや海に入ると身体が浮くように、お風呂でも浮力が働きます。浮力が働くことで身体を支えている筋肉を休ませることができるため、身体全体の緊張がほぐれます。

・静水圧効果

お風呂につかると身体全体方向から水圧を受けることになります。この水圧は、肩までつかるとウエストで3~5cm、バストは1~2cmも収縮するほどです。身体の表面だけでなく、皮下組織にもかかるので、血液やリンパの流れを良くしてくれます。

腰痛の時の入浴方法

入浴の効果にも書きましたが、血流を改善することが目的のため、温度は38~41℃が最適です。42℃以上になると交感神経(興奮するときに働く神経)が優位になるため、血管が収縮し筋肉の緊張も高まってしまいます。

入浴時間は最低10分は浸かりましょう。10分で体温が1℃上がりますが、20分浸かることで身体の深部(内臓)まで温まると言われています。表面の筋肉だけでなく、深部からしっかり温まるためにも10~20分が最適です。

また、10~20分も浸かるとなると、水圧により心臓に負担がかかるため湯船の高さは横隔膜(胸の下)の高さにすると良いです。

入浴の際の注意点

熱いくらいの温度が好みの方もいるかと思いますが、熱すぎる温度は長く浸かることができないため、皮膚表面しか温まりません。また、熱いと感じると交感神経が優位になり、血管が収縮し筋肉が緊張してしまうため良い効果がなくなります。浸かる際は温度・時間に注意して下さい。

お風呂から上がった後は、汗などで水分が失われているため、水分補給を必ず行なって下さい。

まとめ

いかがでしたか?

腰痛にお風呂はかなり効果的です!

帰りが遅くなる日や暑い季節はシャワーで簡単に済ませがちかもしれませんが、お風呂に浸かるだけでこれだけの効果があるので、腰痛を予防するためにも、腰痛を改善させるためにも是非試してみて下さい!

 

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谷垣 麻実

谷垣 麻実

柔道整復師の資格を持っております。以前は、スポーツ障害や外傷を得意とする接骨院で5年間働き、その後、女子サッカーチームでトレーナーとして選手のサポートをしてきました。ヘルニアや脊柱管狭窄症、半月板の損傷は手術をするもの!肩こりや慢性腰痛は治らない!と思っていましたが、EMPOWERMENT株式会社に入社して、実際に症状が改善した方々をたくさんみてきました。一人でも多くの方が痛みやお身体の悩みから解放され、笑顔あふれる日常生活を送って頂けるよう正しい知識を発信していきます!!
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