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腰痛の原因は骨盤のゆがみ?腰痛の本当の原因とは?

難波瑚子 難波瑚子
おはようございます!

EMPOWERMENT株式会社の難波です。

新元号となり、どこに行ってもテレビを見ても【令和】という文字をみかけますね。

令和でも、このセルフケアステーションのサイトを通して

お身体のお役立ち情報を配信していきますので引き続きご購読いただけましたら幸いです!

さて!今回は腰痛の原因は結局骨盤のゆがみ?本当のところ何が原因なのか・・・

をお伝えします!

 

そもそも骨盤とは?

現場では、「骨盤矯正をしたけどまた元に戻った」「ゆがみを整えても痛みが残っている」というお声を多く頂きます。

まず、骨盤とはどのような構造なのか、、、

骨盤は腸骨・坐骨・恥骨と仙骨の複数の骨で構成されています。

これらをまとめて骨盤と呼びます。

骨盤は上半身と下半身のバランスをとったり、

下図のように腸や子宮などの内臓を保護するとても重要な役割があります。

また、骨盤は女性と男性で形の差があります。

女性は赤ちゃんを産む為に、浅く大きく作られているのに対し、男性は深く狭く作られています。

骨盤のゆがみは女性の方が多いと言われていますが、

赤ちゃんを産むために体内のホルモンが靭帯を緩め、骨盤を広げたり、

男性より筋肉量が少ない為、骨盤を支える力が少なくなるなど理由はいくつかあります。

日常生活でかかる負担は人それぞれのように、骨盤のゆがみもそれぞれです。

なんらかの原因で骨盤が前や後ろにかたむいたり、出産が原因で骨盤が広がってしまったり、

また、先天的な側弯によって骨盤の高さが違う場合など様々です。

腰の痛みの本当の原因

骨盤がゆがんでいると、このゆがみが痛みを出しているのではないか、、、

と思われる方は多くいらっしゃると思います。

しかし、このゆがみが腰の痛みの本当の原因ではないのです。

結論から申しますと、原因は「筋肉」にあります。

それはなぜか?

先程、骨盤の図を見て頂きましたが、それは、筋肉を除いた図ですが下図は筋肉が付着しています。

骨盤を動かす為にはこれらの筋肉を収縮させなければなりません。

これらの筋肉はどのように動かすのか。。。

それは脳が「動かせ」という命令をおくります。

その命令を筋肉がキャッチし収縮する事によって、その付着している骨(骨盤)を動かす事ができます。

骨には脳から「動かせ」という命令を送ってもそのような神経は通っていない為、

骨盤がゆがむという事は【筋肉】が大きく関わっているのです。

また、骨盤がゆがんでいる状態は筋肉が縮んだままになっているという事ですので、

骨盤のゆがみを治すには、この収縮して固まってしまった筋肉を良い状態(柔らかく、力を抜いた状態)にしなければなりません。

骨盤を矯正し正しい位置に戻しても、筋肉を柔らかくしなければ筋肉はまた骨を引っ張ってしましますので、

根本的な原因となっている筋肉を治療しなければ、骨の位置は元に戻ってしまいますし、症状も繰り返してしまいます。

腰の痛みの原因・・・それは骨である骨盤ではなく、骨盤をゆがませている硬くなった筋肉だったのです。

そして、この筋肉が痛みを引き起こすのは、筋肉を使いすぎたり・使わなさすぎによって血行不良が起こり、

その結果痛みの元になる発痛物質が作られてしまいます。

この発生した発痛物質を血液中に流すためには血流を良くしなけれななりません。

腰の痛みの原因となっている2つの筋肉

今回は主に腰の痛みの原因になる筋肉を2つお伝えいたします。

一つは背中にある【脊柱起立筋】です。

この脊柱起立筋は、最長筋・腸肋筋・棘筋の3種類で構成されています。

これらの作用は背中を伸ばす(腰を反らす)、身体を横に曲げる(側屈)、立っている・座っている姿勢を維持など、日常生活に欠かせない筋肉です。

具体的に脊柱起立筋に負担がかかる動作や態勢は下記のようなものがあります。

・持続的静的労働(デスクワークやドライバーなどずっと同じ姿勢になる仕事)

・肉体的労働

・反復作業(工場などで同じ作業をする仕事や、家事など)

このように何度も同じ動作を繰り返したり、同じ姿勢が続く事が筋肉の負担となります。

筋肉は同じ動作が約20分続くと血行が悪くなり硬くなっていまう性質がありますので、

しっかりケアを行わないとドンドン負担が蓄積され腰の痛みにつながってしまいます。

 

2つ目は【腸腰筋】です。

この筋肉はお腹の表面にある腹斜筋や腹直筋などよりもさらに深いところについている筋肉です。

この筋肉の作用は足をお腹の引き寄せる動作(歩く際に足を振り出す・階段をのぼる)があります。

腰の痛みなのになぜお腹の筋肉が関係あるの?と思われるかもしれませんが、、、

腰痛の原因となってしまう長時間座りっぱなしの状態を思い浮かべてみてください。

立っている姿勢と比べると、座っている時はお腹に足が近づいていますよね?

腸腰筋を意識的に収縮していませんが、この姿勢が長時間続くと、筋肉がこの状態のままでいいだろうと判断して硬い状態を維持してしまいます。

その結果、腰の痛みとなってしまうのです。

これらの腰の痛みを改善・予防のため、動画をご参考にストレッチを行なってみて下さい!

 

最後に

いかがでしたか?

腰の痛みの原因をご理解頂けましたでしょうか…?

これから暑くなりますが、クーラーによって血流が悪くなり腰痛が増える時期になります。

是非、お身体を冷やさないようにしっかりケアをしていきましょう!

 

本日もブログを読んでいただき有難うございました。

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難波瑚子

難波瑚子

EMPOWERMENT株式会社 営業サポート部 WEBマーケティング課に所属しております。柔道整復師として患者様の痛みに向き合い治療をしている中で、治療に来ることが出来ない方にも何かお役立ち出来ないかと考えるようになり、そしてこのセルフケアステーションのサイトの立ち上げに関わらせて頂くことになりました。日本全国の皆様に痛みのない生活を送って頂けるよう、正確でお客様目線の情報を発信していきます!!
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