• シェア
  • twitter

食生活から改善!腰痛を予防する為に効果的な栄養素とは?

外山 潤 外山 潤
みなさんこんにちは。

EMPOWERMENT 株式会社の外山です。

まだ五月ですが暑さが日に日に増してますね。体調崩されていませんか?
近年、五月に熱中症になる方が増えているそうですよ。熱中症の予防の為にも水分補給が大事なのですが一度で大量に。ではなく少量をこまめに取る事が大切です!
夏の暑さが来る前に予防しましょう。

さて、痛みが出だすと憂鬱になる腰痛。実は予防できるって知っていましたか?

今回は腰痛の予防と栄養についてのお話です。

 

 

腰痛と栄養の関係性

腰痛の多くは姿勢を維持する為に働く脊柱起立筋や大臀筋、中臀筋といわれる筋肉が原因になることがほとんどです。

デスクワークや立ち仕事では姿勢を保つ為にこれらの筋肉を持続的に収縮しなければなりません。

その状態が続くと、収縮した筋肉が周りの毛細血管を圧迫してしまい筋肉が酸欠状態・栄養不足状態になってしまいます。

筋肉はそもそも周りの毛細血管から酸素や栄養素を供給されることで柔軟性のある良い状態を保っていますが、血流不足になると筋肉に酸素や栄養素がうまく供給されず筋肉が元の柔らかい状態に戻れなくなってしまいます。

柔らかい状態に戻れなくなった筋肉はやがて発痛物質を産生し、終いには痛みを出してしまします。これがトリガーポイント(=痛みの引き金になる筋肉のしこり)と呼ばれる腰痛の本当の原因です!!

このトリガーポイントができる要因の一つとしてATP(アデノシン三リン酸)不足が挙げられます。

ATPは筋肉が働くために必要なエネルギー源ですが、デスクワークや立ち仕事のように筋肉を使い続けているとATPが不足してしまいます。

ATPの生成には実は栄養が関係しています!

予防に必要な栄養素

私たち日本人はお米やパン、麺類が主食なので、それら糖質の分解でビタミンが多く使われてしまいます。

つまり私たちはATPを作るためのビタミンが足りていないのです。

このビタミンが不足するとATPが作れなくなったり血流が悪くなったりするのです。

腰痛の予防に重要なビタミンは大きく2つあります。

・ビタミンB群

ビタミンB1

必要推定量…0.8~1.2mg
・糖を分解
ATPの生成に最も必要なビタミン
・疲労物質を分解し、疲労回復に働く
★豚ヒレ肉だと30kg

ビタミンB6

必要推定量…1.0~1.2mg
タンパク質をアミノ酸に変化させてエネルギー(ATP)を作る
★にんにくだと70g

ビタミンB12

必要推定量…1.9~2.4mg
・赤血球(血液)の生成に必要
・トリガーポイントの発生や悪化を促す動脈硬化を防ぐ
・関連痛、筋肉痛などの痛みや痺れを緩和させる
★しじみだと5g

・ビタミンE(トコフェノール)

必要推定量…6.5mg(目安量)

・動脈硬化や老化を進行させる過酸化脂質の生成を抑える

・手足の血液の流れを活発にする

・ホルモンの分泌を円滑にする

★アーモンド15粒

食事とサプリメント

こういったビタミンを食事で摂取する事は難しいです。

そこで活躍するのが薬局などで販売されてるサプリメントです。

欧米諸国や医療先進国では腰痛などの慢性痛予防の為にこういったサプリメントの摂取が推奨されています

ただ、サプリメントの種類が多すぎてどれを選んだらいいかわからないですよね。

ここで腰痛予防のサプリメントとして効果的なものかどうか見極めるポイントをお伝えします。

ずばり、ビタミンB1の含有量です。どのビタミン剤もビタミンB6やビタミンB12の必要推定量に関しては上回っているものがほとんどです。

しかしビタミンB1の必要推定量を含んでいるものは多くないので、その部分を見て頂ければ一目瞭然です。

 

まとめ

いかがでしたか?

腰痛を予防する中で1番軽視されやすいのが栄養面です。

腰痛の原因である筋肉を動かす為に必要なエネルギーを補助するのがビタミンです。

食事で取れないものは市販のビタミン剤でも賄えますし、食事を大きく変えるよりもコストと手間をカットできるので誰でも簡単に始められるものなので一緒に痛みの予防をしていきましょう!

 

 

 

本日もブログを読んでいただき有難うございました。

皆様のお身体のお役立ちが出来る情報を定期的に配信しております。

配信される度にメールが届きお役立ち情報が確認できます♪

登録は無料で簡単ですので是非ご登録ください!!

読者登録はこちら

  • シェア
  • twitter
The following two tabs change content below.
外山 潤

外山 潤

柔道整復師の資格をもっております。小さい頃からスポーツに興味があり、特に柔道やサッカーに携わって参りました。皆様の抱えておられる症状に少しでもお役立ちできるよう有力な情報を配信して参ります。
PAGE TOP
LINE it!