EMPOWERMENT株式会社の難波です。
最近寒暖差が激しいですが、みなさん体調くずされていませんか?
寒かったり、雨など天候が悪いと「痛み」を感じる方が増加します。この天候により症状が悪化するのは様々な説がある言われていますが、多くは気圧の変化によるものと言われています。
血液の循環が悪くなると身体の隅々にまで酸素や栄養素などのエネルギーが行き届いていない状態になり痛みを引き起こしやすくなります。
気圧が低くなると身体にかかる圧も低くなるので、血管内の圧も低下して血流が緩やかになります。
ですので、この時期は血流を促進するように、お身体を冷やさないように気を付けましょう!
さて!今回はギックリ腰にコルセットは効果的なのか?
コルセットの正しい使用方法をお伝えしていきます。
ぎっくり腰にコルセットは必要なのか?
そもそもぎっくり腰というのは、急に痛みが出る急性的な腰痛の事です。
この痛みは私も経験がありますが、まっすぐ立つことも出来ないほど痛みがはしります。
この痛みの原因は何か?
それは筋肉・筋膜にあります。
筋肉は、姿勢を維持したり、些細な動作で少しずつ負担が蓄積します。
ぎっくり腰は急激な力を入れることで痛みを出すと思われがちですがそうではありません。
小さな負担が積み重なった結果、些細な動作で強い痛みを引き起こしてしまうのです。
「痛み」というのは我慢が大敵です。
コルセットをつける事で、動作が制御されるため「痛み」を感じにくくなります。
ですので、コルセットをつけて痛みがましになる方はつけてください!
ただ、1つお伝えしたい事はコルセットは動きを制限し痛みを和らげているだけですので、根本的な原因となっている筋肉は治らないということです。
コルセットの機能
コルセットの機能を2つご紹介します。
・腹圧を高め痛みを軽減
コルセットを着用して腹圧を高め、腹腔を伸長させ、ぎっくり腰の原因となりやすい背中側にある脊柱起立筋群、お腹側の奥深くにある大腰筋にかかる負担を軽減させる事ができます。
普段私たちは、姿勢を維持したり腰を曲げたりするときなど、立っている時も座っている時もずっと腰の筋肉を使っています。
これらの動作を支えているのは腰の骨とその周りにある組織が正常に働いているからです。
その支えている一部の筋肉を傷めてしまったのでコルセットでサポートするという事です。
・可動域を制して痛みを軽減
痛みが出ている時は誰でも動きたくありません。それは、痛みをだしてあまり動かないでほしいという身体の反応なのです。
しかし、日常生活で出来るだけ動かないようにしても痛みを伴う動きは少なからずあると思いますので、コルセットをつける事で動きを制限し、痛みを軽減させます。
コルセットの正しい使用方法
※使用方法の前にまずは自分のサイズに合ったものを選んでください(家族内でも体形が違う場合は、コルセットの効果が発揮されませんので共有は避けましょう)
①息を吐きながら行なう(腹圧が高まる事で固定力が増す)
②苦しくない程度にしっかりと締める(あまり締める力が弱すぎると意味がなくなる)
③骨盤を固定する(腰骨をしっかり通るようにする。おへその下のところに締める部分がくるように)
以上の事に注意して使用してください。
最後に
いかがでしたか?
コルセットは正しい使い方をすれば大変効果的です。
ただ、コルセットで腰痛が治ることはなく、デメリットもありますので状態に合わせて使用しましょう。
ぎっくり腰でお困りの方は是非お近くの平川接骨院にご相談ください!

難波瑚子

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