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腰痛で温めていい症状とは?温める理由と方法について

奈佐 亘 奈佐 亘
みなさんおはようございます。

EMPOWERMENT株式会社、奈佐です。

GWはどうお過ごしでしょうか?

お仕事の方、旅行に行かれる方、お家でゆっくりされる方、様々だと思います。

お仕事の方は休む時間がないと思いますが、ふとした時間に深呼吸をしてリラックスしてみて下さい。

旅行や外出される方は、移動時間が長くなると思いますので休憩をはさみながら移動して下さい!

 

今回は腰痛の時に温めていい症状についてお伝えします!

一度は腰に痛みを経験した方は是非この記事をご覧ください!

 

 

 

温めていい症状とは

腰痛は大きく分けて急性腰痛(ギックリ腰)と慢性腰痛があります。

温めていい症状は…慢性腰痛です!!

なぜなら、慢性腰痛の原因は筋肉だからです。

慢性腰痛とはデスクワークや立ちっぱなしの家事など、その姿勢を維持するために『脊柱起立筋』という腰の筋肉を使います。

姿勢を維持するために脊柱起立筋は収縮している状態ですが、筋肉が収縮すると周りの毛細血管を圧迫し血流を抑制します。

約30%から50%の収縮で、筋肉内部の動脈血流を遮断することができます。

動脈血流が遮断されると局所の筋組織に血液が供給されなくなり、筋肉に必要な酸素や栄養分が不足します

酸素や栄養分が不足すると筋肉が硬く収縮した状態から柔らかい状態に戻ることが出来なくなります。

また筋肉が収縮することによって静脈血流も遮断されます。

静脈血流は代謝廃棄産物(乳酸などの疲労物質)を取り除くことが役割なのですが静脈が遮断されると代謝廃棄産物が残ります。

なんと代謝廃棄産物は局所の筋組織を刺激するるため、その部位に痛みが生じるのです!

以上の事からも分かるように、動脈血流と静脈血流を促すことが重要です!!

 

 

温める理由

慢性腰痛は筋肉の硬さが原因なので筋肉を柔らかくすることが重要です!!

筋肉は周りの毛細血管から酸素や栄養素をもらうことで伸び縮みがスムーズに行えます。

今、何も力を入れなくても硬くなっている筋肉は、温めることで血管が拡張し血液循環が良くなり、代謝廃棄産物を流してくれたり筋肉を柔らかくするために必要な酸素や栄養素を供給することができます。

逆に体温が低いと血液循環も悪くなり筋肉が酸欠状態になります。

筋肉も細胞なので酸素がないと上手く働かなくなり筋肉にしこりができてしまいます。

これが慢性腰痛の痛みの原因でもある『トリガーポイント』=痛みや痺れの引き金となる筋肉のしこりです!

ですので、慢性腰痛の方は温める必要があるのです!!

 

身体を温める方法

今からでも自宅でできる温める方法を2つご紹介させていただきます。

入浴

血液循環を改善することが目的のため、温度は38~41℃が最適です。入浴時間は最低10分は浸かって下さい。

10分で体温が1℃上がります。20分浸かることで身体の深部まで温まると言われています。

表面の筋肉だけでなく、深部からしっかり温まるためにも10~20分が最適です!!

また浸かることで

・浮力効果…身体が浮くことで重力から解放され筋肉の緊張をほぐします。

・静水圧効果…身体に水圧がかかることで呼吸頻度があがり血流が促進されます。

詳しい入浴方法はこちら

食事

身体を温める食べ物、飲み物は沢山あります!

カボチャ・ニンジン・ゴボウ・玉ねぎ・ニラ・ニンニク・リンゴ・ブドウなど根菜類、赤や黒などの暖色の野菜や果物がおすすめです!

生姜湯やココアなどは血管を拡げて血流循環をよくしてくれます。また、ほうじ茶・紅茶など発酵させたものも身体を温めます。

※コーヒーや緑茶はカフェインが含まれているので身体をひやしてしまいます。

 

最後に

いかがでしたか?

 

慢性腰痛には温める事がかなり効果的です!

最近は気温も高くなりシャワーで簡単に済ませがちかもしれませんが、温めることで血液循環が良くなります。

また食事でも身体を温めることができますので、腰痛を改善させるためにも腰痛を予防するためにもみなさん是非ためして下さい!

 

本日もブログを読んでいただき有難うございました。

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奈佐 亘

奈佐 亘

柔道整復師の資格を持っております。
EMPOWERMENT株式会社 平川接骨院/針灸治療院に所属しております。
長年の痛みや痺れで困られている方、手術をしても痛みが取れない方を少しでも多く助けれる様に治療で改善していく事はもちろん、それ以外になかなか通院できない方も、ブログを読むだけで痛みや痺れなどのお悩みが解決出来るよう詳しくお伝えしていきます!
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